ヴィンツァークレムスとは?
ヴィンツァークレムスは1938年に2000年のワイン造りの歴史がある、銘醸地クレムスタールに設立されました。オーストリアで最も大きい協同組合のひとつで、およそ730人のワイン用ブドウの栽培家と契約をしています。
栽培の面積はおよそトータルで1200haにも及びます。秋の収穫期には、しっかりと熟して、健全なブドウのみを主に手摘みによって収穫、厳選されたブドウを選別しています。伝統ある産地で、厳しいガイドラインに基づいて伝統的な方法で栽培されたブドウを、ヴィンツァークレムスの最新の醸造施設と技術によって品質の高いワインに仕上げています。
契約農家たちは、良質なブドウを育てるための栽培に関するガイドラインをヴィンツァークレムスから受け取ります。また、一定の収量制限も課すなど、1年を通して、ガイドラインに沿って栽培が行われているか、コンサルタントチームから厳しいモニタリングが入ります。
2003年以降は、ワイナリーだけではなく、大学等の外部の専門機関によるコンサルのサポートも受けています。栽培されているブドウの77%が白ワイン用、そのうち60%がこのエリアでも最も重要な品種のグリューナー・ヴェルトリーナーです。(2023年のデータ)。その他の白品種はリースリングが5%、続いてフランス系品種等。赤は全体で23%、オーストリアの固有品種のブラウアー・ツヴァイゲルトが20%と大半を占めます。
オーナーはフローリアン・シュトゥーガー氏、セラーマスターのフランツ・アルンドルファー氏をはじめ、一流のチームによって信頼のおけるワイナリーの高品質を保っています。
2023年にはCO2を通常より削減するなど、環境に配慮した仕様の新しいいセラーを完成させ、温暖化等の気候変動にも対応した持続可能なワイン造りを継続しています。