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Andreas, Lydia & Martin Nittnaus zorra [2022] |
■色・容量: |
ロゼ750ml |
■ALC: |
11% |
■ブドウ品種: |
ツヴァイゲルト 100% |
■産地: |
オーストリア−ブルゲンラント州(ノイジードラーゼ・ゴルス) |
■味わい: |
辛口 |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
うまみたっぷり!軽やかなスタイリッシュのロゼ!
[アンドレアス、リディア&マーティン ニットナウス / ソラ 2022]
定番のロゼ、ソラ!
このロゼは「フォックスフィールド」と呼ばれる葡萄畑から生まれたもので、Zorra はスペイン語で“メスのキツネ”を意味します。また、“火”や“スパーク”という意味も持ちあわせ、ロゼの従来の決まり文句(チャーミング系)を焼き払い、赤と白の間で揺れ動く新しいワインのイメージを表現しています。少し濁りがある明るいロゼ。
このワインを造るのは、1684年からワインに携わる歴史ある名門ワイナリー、ニットナウス家、現当主のカリスマ生産者のハンス氏の二人の息子アンドレアスとマーティン、そして、姪のリディア。
現当主であるハンス・ニットナウスと妻アニータは、 1980 年代に葡萄園を引き継ぎ、その地域のテロワールを最大に反映したワイン造りに全力を注いできました。長年ビオディナミ農法に取り組み、ブルゲンランドを代表する生産者で、このエリアの発展の立役者の一人となります。
畑はノイジードル湖の北岸東側とゴルスの町の周囲と、西側ヨイスの町の周りにも畑を持ち、主な品種はブラウフレンキッシュ、ツバイゲルト等、土着品種を中心に栽培しています。
そんなカリスマ生産者のハンスの二人の息子アンドレアスとマーティン、そして、姪のリディアが現在、新しい世代として、父とは別のワイン作りを2018年よりスタートさせたのがご紹介するワインです。
元々、父ハンスは、ビオディナミ農法、手摘み、自然発酵、そしてワイン造りへの低介入アプローチが中心となり、ワイン作りを行ってきました。そのため、彼らは自然とより一層、介入を抑えたワイン作りを行い、父に敬意を表しつつ、また新しく独自のスタイルを確立する為、葡萄畑では父の哲学を継承しつつ、セラーでは異なる道を進むことを決断しました。
マーティンは、クリエイティブな面とワイナリーの改装などに携わり、リーダー的な存在。アンドレアスは、父以外にフランスで醸造を学び、地下セラーのカギを引き継ぎ、重要な立ち位置にいます。またリディアは、デスキクワークを中心に、創造的で二人の兄弟をまとめ、サポートをしています。父と同様にビオディナミ農法、土着品種中心の栽培を引き継ぎ、硫黄の使用は、ボトリング時のみ、ごく少量、また樽は殆ど使用せず、粘土製のアンフォラやステンレスタンク、そして、様々な発酵槽を取り入れて、人的介入をより抑えて、セラーで向き合っています。ノイジードル湖の北側にあるグリューナー・ヴェルトリーナーやヴェルシュリースリングなど、このエリアでの白葡萄の可能性、またワインの発想に対しても白葡萄と黒葡萄のブレンド発酵、また父の代名詞であるブラウフレンキッシュをよりジューシーでライトに仕立てるなど、実験的かつ挑戦的な醸造を行い、独自のスタイルを作りだしています。
畑はフクセンフェルノイジードル湖の東、ハンガリー国境付近、パンノニア平原。土壌はチェルノーゼム、シリカ、砂利、小石土壌。
品種はオーストリアのローカル品種のツヴァイゲルト100%使用。
親しみやすい味わいの赤ワインでオーストリアでは人気の高い品種ですが、ロゼにすることも多い、色々なスタイルのワインにできる品種です。
8月下旬に手摘みで収穫。茎のみ取り除き、プレス。ステンレスタンクにて自然発酵&熟成。無清澄、無濾過、10mg以下の硫黄を使用。
試飲のコメントは、「サワーチェリー、ザクロ、すもも、アセロラ、少しのハーブ、開けたては少し還元的ですが、空気と触れると時間と共に香りは開いてきます。ジューシーかつドライで滑らかなでライトなボディ。シトラスを中心としたフルーティーな中に、ハーブやスパイスのアクセント。」柔らかい酸味が特徴的なこちらのワインは、軽めの中華からアジアン料理まで、様々なタイプのお料理にも合わせやすい。是非、お試しくださいませ。