元々、キャップシールがない商品です。
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Andreas, Lydia & Martin Nittnaus spektra [2022] |
■色・容量: |
ロゼ750ml |
■ALC: |
11% |
■ブドウ品種: |
ヴェルシュリースリング 30%、ブラウフレンキッシュ30%、グリューナー・ヴェルトリーナー25%、ヴァイス・ブルグンダー15% |
■産地: |
オーストリア−ブルゲンラント州(ノイジードラーゼ・ゴルス) |
■味わい: |
辛口 |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
白ワインとロゼワインの中間のような個性的で不思議な新感覚ワイン!
[アンドレアス、リディア&マーティン ニットナウス / スペクトラ 2022]
これはとってもユニークなワイン!でも、なぜかクセになる味わい!
薄く濁りのある明るいロゼ色。だけど、実は白品種と赤品種のブレンド。
ワインの名前の”スぺクタル”は“多彩““多様性”を意味し、そのイメージを白と赤を混ぜたワインで表現しています。
このワインを造るのは、1684年からワインに携わる歴史ある名門ワイナリー、ニットナウス家、現当主のカリスマ生産者のハンス氏の二人の息子アンドレアスとマーティン、そして、姪のリディア。
現当主であるハンス・ニットナウスと妻アニータは、 1980 年代に葡萄園を引き継ぎ、その地域のテロワールを最大に反映したワイン造りに全力を注いできました。長年ビオディナミ農法に取り組み、ブルゲンランドを代表する生産者で、このエリアの発展の立役者の一人となります。
畑はノイジードル湖の北岸東側とゴルスの町の周囲と、西側ヨイスの町の周りにも畑を持ち、主な品種はブラウフレンキッシュ、ツバイゲルト等、土着品種を中心に栽培しています。
そんなカリスマ生産者のハンスの二人の息子アンドレアスとマーティン、そして、姪のリディアが現在、新しい世代として、父とは別のワイン作りを2018年よりスタートさせたのがご紹介するワインです。
元々、父ハンスは、ビオディナミ農法、手摘み、自然発酵、そしてワイン造りへの低介入アプローチが中心となり、ワイン作りを行ってきました。そのため、彼らは自然とより一層、介入を抑えたワイン作りを行い、父に敬意を表しつつ、また新しく独自のスタイルを確立する為、葡萄畑では父の哲学を継承しつつ、セラーでは異なる道を進むことを決断しました。
マーティンは、クリエイティブな面とワイナリーの改装などに携わり、リーダー的な存在。アンドレアスは、父以外にフランスで醸造を学び、地下セラーのカギを引き継ぎ、重要な立ち位置にいます。またリディアは、デスキクワークを中心に、創造的で二人の兄弟をまとめ、サポートをしています。父と同様にビオディナミ農法、土着品種中心の栽培を引き継ぎ、硫黄の使用は、ボトリング時のみ、ごく少量、また樽は殆ど使用せず、粘土製のアンフォラやステンレスタンク、そして、様々な発酵槽を取り入れて、人的介入をより抑えて、セラーで向き合っています。ノイジードル湖の北側にあるグリューナー・ヴェルトリーナーやヴェルシュリースリングなど、このエリアでの白葡萄の可能性、またワインの発想に対しても白葡萄と黒葡萄のブレンド発酵、また父の代名詞であるブラウフレンキッシュをよりジューシーでライトに仕立てるなど、実験的かつ挑戦的な醸造を行い、独自のスタイルを作りだしています。
このワインに使われるブドウの畑はゴルス(ノイジードル湖の東側)、ヨイス(ノイジードル湖の西側)。土壌はロームと粘板岩。
品種は白品種のヴェルシュリースリングとグリューナー・ヴェルトリーナーとヴァイス・ブルグンダーに赤品種のブラウフレンキッシュをブレンド!9月上旬に手摘みで収穫。ヴェルシュリースリングはダイレクト・プレス、ブラウフレンキッシュは、茎のみ取り除いた後、果汁を絞ったのち、1週間後にプレス。二つをブレンドしたのち、ステンレスタンクにて自然発酵。そのあと、定番白ワインのマニラ・ヴァイスを継ぎ足し,ステンレスタンクにて数か月熟成。無清澄、無濾過、ボトリング時のみ、ごく少量の硫黄を使用。なんとユニークな醸造なのでしょう!
試飲のコメントは、「ラズベリー、ローズヒップ、林檎、ハイビスカス、ハーブティー、幾つかのシトラスの香り。フルーティーで、心地良い酸。幾つかのベリーとアセロラなどの赤い果実にハーブやスパイス、林檎やシトラスのニュアンスもある為、ロゼと白ワインの特徴をどちらも兼ねており、タンニンは無く、のびやかで柔らかな味わい。」最初に飲んだ時は白のようなロゼのような不思議な感覚でしたが、どちらともとれるような味わいは意外とクセになり、軽めのアジアン料理、和食等のお供にお勧めです。是非、お試しくださいませ。