たっぷり1リットルサイズ★オーストリア、ヴァグラムの家族経営ワイナリー、ファミリーエ バウワー!
レス土壌で育まれる、グリューナー・ヴェルトリーナー種の軽やかなタイプのオレンジ・ワイン!
たっぷり1リットルサイズ!
[ファミリーエ バウワー / ホッロゥトリオ 2022]
当主のヨーゼフ・バウワーと妻エヴァ・マリア、その家族。家族経営のワイナリーです。
畑では化学肥料や殺虫剤等を使わない自然を大切にする栽培を行っています。
ヴァグラム地方の高地、グロスリーデンタールに位置するバウワー氏のブドウ畑は標高278m付近から、
355m付近までに渡ります。ヴァグラムでよくみられるなだらかな丘陵。
ヴァグラムの典型的なレス土壌のふかふかの土。
たっぷり1リットルサイズ★オーストリア、ヴァグラムの軽めのオレンジワイン!
[ファミリーエ バウワー / ホッロゥトリオ 2022]
このワインを造るのは、ヨーゼフ・バウワーを当主とし、彼の妻エヴァ・マリアと共に営む家族経営のワイナリー、
ファミリー エ バウアーです。
1794年にはすでに、混合農業と言われる、他の農業と共にブドウ栽培が行われていたと文献に記載されていたほど、
代々続く歴史のあるワイナリーです。
転換期は、1983年からワイン醸造へと中心に移っていた頃と、
現当主のヨーゼフが2001年にワイナリーを継ぎ、品質の大改革を行った頃です。
ブドウ畑で化学肥料や殺虫剤等を使わない、自然の農法へシフトし、
ブドウの木に悪影響を与える害虫を防ぐ捕獲生物が最も住みやすい環境を造り出すためにカバークロップを導入しました。
これによって、土壌を活性化しワインに大きく反映する生物多様性を存分に開花させたのです。
また、このワインが造られるヴァグラムは、
アルプス山脈からの北風と南東のパンオニア平原からの暖かいそよ風が交わる地点で、
それがブドウ栽培にとって完璧な微気候を生み出します。
ブドウの成長期には、日中は暖かく乾燥していますが、
夜間はだいぶ涼しくなることでブドウの特徴ある風味をより強化します。
ヴァグラムと言えば、主な土壌がたい積系のレス土壌。
土壌構成は区画によって異なりますが、中心になるのはレス土壌です。
最終氷期(10万年前から始まり1万年前に終了した)に何層にも吹き飛ばされ、
海洋堆積物と沖積砂利で下層土を覆い、この土地の土壌を形作っています。
今日でも貝殻やカタツムリの化石を見つけることがあるそうです。
この貴重なミネラル構成物のおかげで、レス土壌は栄養的にバランスの取れた堆積物を作り出しているのです。
そしてこの大変細かく、毛細血管のような土壌は保水性にとても優れています。
このことはブドウの木の根をより深くまで伸ばし、水分と栄養素をいつでも十分に供給できる状態にします。
このワインに使われる品種は、オーストリアで一番栽培されている白品種のグリューナー・ヴェルトリーナーです。
レス土壌との相性もいいと言われていて、ヴァグラムでも多くのワイナリーでこの品種を栽培しています。
畑はヴァグラムのクロンバーグ、標高325m〜335m、土壌はレス土壌。
化学肥料や殺虫剤等を使わない、自然環境にやさしい農法を実施。収穫はすべて手摘み。
スキンコンタクトを行う期間は、80%のブドウは5時間程度、残りの20%のブドウ(破砕&発酵の後に)30日間。
元々グリューナー・ヴェルトリーナーの皮の色彩が薄いので、軽く色が付く程度のオレンジワインです。
野生酵母、清澄なし。醸造はステンレスタンクを使用。
味わいは、ふんわり柔らかく、軽やか。果実味はしっかりありますが、どこか温かさを感じる印象。
焼いたものよりは、煮込んだり蒸したりした調理法のお料理とよさそう。
家族のたっぷりの愛情と共に、丁寧に造られた優しい印象のワインです。
たっぷり1リットルサイズもうれしい!是非、食中酒として、気軽にお楽しみいただきたいワインです!