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補充いたしますが、終売の場合は何卒ご容赦ください。
Highland Cellers KOOL Red [2019] |
■色・容量: |
赤750ml |
■ALC: |
13.7% |
■ブドウ品種: |
アレニ 50%, スィレニ 50% |
■産地: |
アルメニア (ヴァヨッツゾール) |
■味わい: |
辛口 |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
ワインの発祥の地、ジョージアに並ぶ、最古の歴史を誇る国アルメニアの土着品種による赤ワイン!!
「ハイランド・セラーズ クール・レッド 2019」
ワイン通の間で、ワイン発祥の地として知られるコーカサス地方は、
ワイン造りのルーツを探る上で欠かせないエリアとして近年人気が高まっています。
伝統的な醸造方法が世界無形文化遺産に登録されたジョージアのお隣の国も有名ですが、
アルメニアも歴史の古さでは負けてはいません。
アルメニアは、ノアの箱舟がたどり着いた地としてキリスト教にとっては大変重要な、アララト山がある国。
2011年に約6100年前に遡る、世界最古の醸造所と思われる遺跡が見つかったことでワインの世界でも世界中のワイン関係者からも大注目。
国土のほとんどが標高900m以上の高地にあり、昼夜・夏冬の寒暖差が非常に大きく、
ステップ気候と高地地中海性気候に属し年間降水量は約300mmしかありません。
そのため葡萄栽培の適地は限られています。
そんな厳しい環境でも近年、ワイン造りが復興しつつあるのがこのアルメニアなんです。
ワインの生産地域は国土の南西部に集中し、全部で6つの地域に分かれていて(上部の地図をご参考ください)、
このワインが造られるのは、アルメニアを一躍有名にした約6100年前の醸造所の遺跡を含むアレニの洞窟遺跡があり、
アルメニアの中でも重要なワイン生産地域であるヴァヨッツ・ゾール地区。
ヴァヨッツ・ゾール地区では、白のヴォスケハット、赤のアレニという地場品種が盛んに栽培されています。
このワインに使われる品種は、アルメニアを代表する赤ワイン用品種のアレニ種に、スィレニ 種をブレンド。
特にアレニ種類はアルメニアを代表する赤ワイン用品種です。
非常に古くから存在するとされ、中南部のヴァヨッツゾール地方を原産とします。
寒暖差に耐性を持ち、大半はヴァヨッツゾール地方で生産されますが、稀にアララト盆地産のものも見られます。
辛口からセミスイート、ロゼ、テーブルワインから樽熟成の高級ワインまで、用途は幅広く、単一品種のほか、
このワインのようにブレンドされる場合もあります。
ワインは赤系果実の風味が際立ち、渋みが少なくフルーティで、ボディ感と酸を併せ持っており、標高により表情が大きく変わります。
しばしばピノ・ノワールとサンジョヴェーゼの中間と表現されますが、
より山葡萄のような原始的な風味を残していると言えます。
このワインを造る、ハイランド・セラーズは2014年に故郷に戻ったディアスポラ(戦争や迫害により故国を離れ、
世界各地に暮らすことを余儀なくされた人々)のアルメニア人の友人達が設立したワイナリー。
アルメニアの地場品種を最新の醸造設備で醸造している、これからの成長が期待されるワイナリーです。
土着品種のワインを中心にようやく近年、高品質なワイン造りに取り組むワイナリーが登場してきて、
ワインの発祥地のひとつと言われるアルメニアのワインが日本でも飲めるようになってきました。
これからが非常に楽しみな国、アルメニアの希少な土着品種アレニ種をブレンドした赤ワイン、是非、お試しくださいませ。