ボトルの画像は2016年ですが、実際のお届けは2018年となります。
※品切れの際、至急インポーター様の在庫を確認し、
補充いたしますが、終売の場合は何卒ご容赦ください。
Heinrich Blaufränkisch[2018] |
■色・容量: |
赤750ml(ガラス栓使用) |
■ALC: |
13% |
■ブドウ品種: |
ブラウフレンキッシュ100% |
■産地: |
オーストリア・ブルゲンラント州 |
■味わい: |
ミディアムボディ |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
このワイナリーのあるノイジードラーゼ地方はオーストリアで最大のノイジードラーゼ湖の北と東を取り囲むワイン産地です。
特に北部からは上質なツヴァイゲルトなどの赤ワインで東側は発生する霧の影響もあり、貴腐ワインの産地として知られています。
ハインリッヒ醸造所はそんなノイジードラーゼー北部の村ゴルスにあり、そちらで最先端の赤ワインを作り続けています。
このワイングート・ハインリッヒの醸造長を務めるのは、オーストリアの中でも革新的なワイン生産者の世代の中心的存在の
ゲルノット・ハインリッヒ氏です。
ご当主ゲルノットさんが20代のときに祖父から1haの畑を譲り受け、気候条件や土壌から赤ワインに可能性を感じて、
周りの生産者が白ワインや貴腐ワインばかりに注力する中、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトを植え、
独自の路線を突き進みました。当初は樽で熟成させたフルボディタイプの赤ワインが世界市場でも伸びていたこともあり、
彼の赤ワインは大ブレイク。醸造所周囲の畑と、ノイジードラーゼーの西側に広がる丘陵地帯であるライタベルクの畑を買い足し続け、
ついに1haのスタートから100haにまで拡大しました。大成功を収めた彼は2008年に地下何層にもなる醸造設備を増築し、
オーストリア一美しいと言われることもあるほどの醸造所が誕生。 近年、土地の味わいを色濃く反映させるためにエレガント路線に転向し、
一時カベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種を多く生産していましたが、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトへの原点回帰とともに、
とても柔らかく上品なワイン造りになっています。生産の95%が赤ワインで、白ワインはシャルドネやヴェルシュリースリングなど、
少量のみです。
所有する単一の主な畑はガヴァリンツァとザルツベルクで、良質な赤ワイン用のブドウが主に栽培されています。
※ガヴァリンツァ:海底堆積物である白または茶色の石灰を含む小石混じりのローム上に古ドナウ川の運んだ赤茶色の
小石が覆う土壌で、ツヴァイゲルトやメルロが多く植えられている。
※ザルツベルク:石灰の多い砂質ローム土壌で、メルロやブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルトが栽培されている。
2006年からビオディナミ農法に転向し、さらにこれからの発展が期待されるワイナリーです。
このワインは、ブラウフレンキッシュシリーズのベーシッククラス。ゴルスとライタベルクのぶどうを使用。
大樽での熟成。香り豊かでまろやか、柔らかなボディを持つ、ハイレベルなスタンダードキュヴェです。鹿肉のロースト等との相性もおススメ。
是非お試しください。