あの『神の雫』登場スパークの上級ミレジメ・キュヴェ!!
[トレス・ルストロス]から[ルストロス]が正式名称となりました。
『池上彰の現代史を歩く』にも登場したグラモナ社の超極上スパークリング!!
何卒お早めにお買い求めください!!
※品切れの際、至急インポーター様の在庫を確認し、補充いたしますが、終売の場合は何卒ご容赦ください。
Gramona Lustros Brut Nature Corpinnat 2014, Gramona, Penedes-Sant Sadurni d'Anoia, Cataluna, Spain |
■色・容量: |
白スパークリング750ml |
■ALC: |
12.0% |
■ブドウ品種: |
チャレッロ70%、マカベオ30% |
■産地: |
スペイン−カタルーニャ州−コルピナット(ペネデス、サン・サドゥルニ・ダノイア) |
■味わい: |
辛口 |
■ラベル表示: |
酸化防止剤(亜硫酸塩)、炭酸ガス含有 |
元々D.O.カバのカテゴリにおいても最高級の評価を得てきたグラモナ社。2016年にはD.O.カバにおいて[カバ・デ・パラヘ・カリフィカード]という最高峰カテゴリにこの[グラモナ・ルストロス]が認定されました。その条件は大変厳しく、特級またはグラン・クリュ・カバと呼ばれるカテゴリですが、2019年にグラモナ社はペネデスに本拠を置くほかの8生産者と共にD.O.カバを離脱し、[Corpinnat(コルピナット)]というカテゴリを創設。新たなるステージで高級スパークリングワイン生産を続けることになりました。
その評判は全世界はもとより、ここ日本でも名を轟かせているんです!!あの超人気ワインコミック『神の雫』登場スパークとして大旋風を巻き起こした[グラモナ・インペリアル]と同じ造り手の上級キュヴェがコレ!!
一般小売価格11,000円(税込)のところ、インポーターさんのご厚意により、このお買い得価格が実現しました。
このスパークリングワインを造るグラモナ社は、スペインのスパークリング生産のメッカであるスペイン・カタルーニャ州サン・サドゥルニ・ダノイアに本拠を置く、歴史あるメーカーです。2019年初めに他の8生産者と共にD.O.カバを離脱し、[Corpinnat(コルピナット)]という新たなラベル表示でスパークリングワインをリリースすることになりました。
D.O.カバのエリアがカタルーニャ州、バレンシア州、エクストレマドゥーラ州等スペイン各地の広範囲に広がるのに対し、コルピナットはカタルーニャ州ペネデス産に限定。認証を得た畑から手摘みで収穫したブドウのみ使用、最低熟成期間は18ヶ月など、厳しい基準を設けています。コルピナットは「ペネデスの心」を意味し、従来のカバよりペネデスのテロワールを表現し、高品質なスパークリングワインを世界に向け発信する目的で設立されました。
こうして今、新たな歴史を刻もうとしているグラモナ社ですが、その創立は19世紀半ばまで遡ります。1850年現グラモナ社当主から5代前のジョゼップ・バチェはノイア川渓谷にあるラ・プラナ村の家族経営のブドウ畑所有者の元でブドウ栽培者兼ワイン醸造家としで働いていました。フィロキセラがヨーロッパ全土のブドウ畑を荒廃させていた頃、ジョゼップ・バチェの息子パウはフランスのスパークリングワイン生産者にワインを販売することに成功しました。その頃、カタルーニャ州はフランスへのコルクのメイン供給地としても知られていました。そして、パウはチャレッロ種をベースワインに使うことによって、どのようにスパークリングワインを洗練させるか等多くの事をフランスから学びました。
そしてパウは彼の父に働いてもらえるブドウ畑を購入して、セジェール・バチェ醸造所を1881年にサン・サドゥルニ・ダノイアに設立させました。
さらにパウの次世代にあたる娘のピラールはバルセロナ・タベルナ協会会長、そしてカタルーニャ新聞「ラ・ビド紙」、カタランワイン生産者組合創始者のジョゼップ・グラモナ氏の息子バルトロメ・グラモナと結婚しました。この二つの名家が結ばれ、20世紀初頭にはグラモナ社の名前でスパークリングワインの製造を始めました。
1945年に新グラモナ時代がバルトメウとジョゼップ・ルイスの二人によってスタートしました。彼らは1951年に長期瓶内熟成カバ、(1961年に初リリース)グラモナ・トレス・ルストロスを初めて考案しました。長期瓶内熟成カバ生産者のパイオニアとして名を馳せました。そしてこの二人の兄弟は20世紀初頭から20世紀後半まで、この小さな醸造所を高品質カバを造るべく指導。
そしてその妥協を許さない姿勢は、現当主のジャウメ・グラモナ氏とチャビエル・グラモナ氏に受け継がれています。グラモナ社の社員は誰もが精力的情熱を持ってワイン造りに邁進しています。そしてこの地で栽培された果実、土地、テロワールを可能な限り世界トップクラスの高級スパークリングワインに変換させて表現します。
気候は典型的な地中海性気候で暑く乾燥した夏、穏やかな冬。畑は厳しい冬の間、雄大な岩山モンセラート山によって守られています。土壌は粘土、石灰、ロームI土壌です。いくつかの畑はアノイア川近くの堆積土壌、そしてモンセラート山近くのスレート岩土壌。
ラ・プラナ、フォン・ジュイ、マス・エスコルピそしてラ・ソラナのそれぞれの畑にはチャレッロ、マカベオ、シャルドネ、ピノ・ノワールを植えています。15種類のブドウ品種はコルピナットのスパークリングワイン向けと、D.O.ペネデスのスティルワイン向けに栽培しています。約100haの畑でブドウ栽培を行い、その半分は自社所有畑で残りの半分はコントロール可能な契約畑です。
ブドウは全て伝統的な自然農法を実践。収穫は全て手作業で行っています。
この[グラモナ・ルストロス・ブリュット・ナチュール・コルピナット]は、瓶内二次醗酵後、滓と共に95カ月(7年)以上、コルク栓をして静かにセラーで熟成。このカバはドザージュ(リキュール添加による甘み調整)はしておりません。品種はチャレロ70%、マカベオ30%。カバ伝統三品種のうち2品種のみ使用しています。
2016年5月9日にスペイン本国から承認された[カバ・デ・パラヘ・カリフィカード]というトップカテゴリが創設され、この[グラモナ・ルストロス]も認定されましたが、前述のとおりグラモナ社は2019年にD.O.カバを離脱。コルピナットという新カテゴリに移行しましたが、今後も変わらずペネデス産高級スパークリングワインの生産に邁進していくことでしょう。
高級スパークリングの生産で名高いグラモナ社の中でも、特級、グラン・クリュと呼べるクラス感を誇る[グラモナ・ルストロス]。ぜひともお試しください。