グレッツァーとは?
今やオーストラリアを代表するシラーズの造り手となったグレッツァーですが、意外に設立は新しいブティック・ワイナリーです。
グレッツァー家は1885年にバロッサ・ヴァレーにドイツ移民としてやってきました。
1995年に、コリン・グレッツァー氏が伝統あるワイナリーでワインメーカーをつとめた後に独立して、息子たちと家族経営のワイナリーを立ち上げました。
1996年の初ヴィンテージから注目をあつめ、1997年にはパーカー92点、2002年にはパーカー97点などを獲得。それ以来、本拠地であるバロッサヴァレーのエベニーザ地区のブドウを使って、小規模にワイン造りを行っています。
現在はコリン・グレッツァー氏の息子であるベン・グレッツァー氏がワインメーカーとして世界的にも知られており、その力強さの中にもエレガントさをもつシラーズを中心に、地元に根差した小規模かつハイエンドのワイン造りに専念するワイナリーです。