フロマンタン・レクラパールとは?
5世代続く家族経営の老舗のドメーヌで、ブドウ栽培からワイン醸造までを一貫して行っています。たったの5つのブドウ農園からなる小さな協同組合がオーナーを務めており、レコルタン・コーペラティブ(RC)と呼ばれています。
フロマンタン・レクラパールの畑は、シャンパーニュ地方の中心部ブージィ村のコート・デ・ノワール地区の中にあり、特級シャンパーニュ用のブドウを栽培しています。ブージィ村は特級の中でも特に力強いピノノワールを産出することで有名です。
シャンパーニュへの熱い情熱と深い造詣、そして並々ならない品質へのこだわりを持ってフロマンタン・レクラパールのシャンパーニュは造られています。
1925年にブドウ栽培を始め、1954年まで業者にブドウを売っていました。5代目の現当主バティストの祖父はレネ・レクラパールというブランドでシャンパーニュを造り始めました。そして1984年にバティストの父がフロマンタン・レクラパールブランドを立ち上げました。
1998年までは祖父と父でレコルタン・マニピュラン(RM)、つまりブドウ栽培から醸造まで自社で一貫して行う栽培醸造家としてシャンパーニュを造っていましたが、いつからか規制が変わりレコルタン・コーペラティブ(RC)と呼ばれるようになりました。
ブージィ村とアンボネ村の特級畑のブドウを独占的に使用し、デフィンリュー協同組合(フロマンタン・レクラパールのお隣)の最新の設備で全て一緒に圧搾します。そしてその後自社に運ばれ、独自に自分たちのキュヴェを完成させます。